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どんな場所に置くのがベスト?

薪ストーブやペレットストーブは一度設置したら簡単に移動できるものではありません。
それぞれの家の間取りやライフスタイル・安全面などをしっかり踏まえ、心地よいストーブライフが楽しめるよう総合的に検討して決めましょう。

設置のポイント① 効率的なレイアウト

ストーブの設置場所は一般的には家(部屋)の中央にレイアウトするのが理想的だと言われています、しかし、無理なレイアウトによって住み心地が失われてしまっては元も子もありません。暖めたい空間の広さや生活動線などを考慮した設置場所を選びましょう。
また、薪やペレットを運び入れやすいデッキや玄関の近くに置くのもポイント。さまざまな観点から家族みんなが暮らしやすいレイアウトを検討してみてください。
ストーブ

設置のポイント② 適切な煙突設計

安定した燃焼をするには排煙システム(煙突)がキーポイント。
効率的な燃焼を促すためには、排煙効率の良い煙突設計が必要です。それぞれの家に合わせて適切な煙突設計をすることで、安全かつ安定した暖房器具として機能します。
また、雪の降る地域では煙突の出し方にも細心の注意が必要です。設置はご自身で行なわず、必ず専門家にご相談されることをおすすめいたします。
煙突

設置のポイント③ 耐火・耐荷重量の補強

薪ストーブは重いものだと300kg以上にもなります。さらに床を熱から守る炉台を置いたり、薪を置けばその重さはかなりのものになります。
薪ストーブを設置する際は、新築・リフォームに関わらず床の補強を必ず行いましょう。また、壁には防火壁も必要です。安全を第一に考慮した上で対策はしっかりしておきましょう。
薪ストーブ外観

設置のポイント④ 安全性の配慮

薪ストーブは癒し効果こそありますが、火を使った暖房器具ですので、危険が伴うことをお忘れなく。近くにカーテンや洗濯ものなどの可燃物があるのは絶対にNGです。また、小さなお子様などはいらっしゃるご家庭ではハースゲートを付けたりするなど対策はしっかりと行ないましょう。安全で安心な薪ストーブライフを楽しむために考えられる危険リスクは事前に回避しておくことが大切です。
薪ストーブ外観柵つき
設置のポイント⑤ 炎のゆらめきを楽しめる場所
薪ストーブを生活に取り入れる醍醐味といえばやはり炎のゆらめきを眺めながらゆったりと団らんを楽しめるーということ。
薪がパチパチと燃えていく様子はいつまで見ていても飽きません。常に視界に入る場所にあれば、気がついたら火が落ちていたなんてこともないですし、ストーブの状態のちょっとした変化にも気づきやすいというメリットもあります。
炎のゆらめき